田舎の離島でやってる選挙ってこんな感じ
公開日: 2016年7月10日日曜日 ご近所さん
離島で迎える初めての選挙
住民票異動後、3か月あれば選挙人名簿に登載され、選挙に参加できます。
とこうことで、2016年の参議院銀選挙、初めて田舎から国政選挙に投票させていただきました。
選挙の盛り上がり
今、僕がいるのは鹿児島の離島で、鹿児島県では、参議院選挙と県知事選挙が同時に行われました。
明治維新から続く保守大国ということもあり、国政選挙である参議院選挙については自民党の勝利は盤石な模様で、近所でも特に話題に上がりませんでした。
一方、話題に上がったのは県知事選挙。
現職の伊藤知事は保守王国ならではの自民党から出ているのですが、過去にはリコール騒ぎもあったり「高校で女の子にサイン、コサイン、タンジェントを教えて何になるのか」という男尊女卑発言で話題になっているなかなかネタの多い人。
今回、対立候補がテレビのコメンテーターとして知名度のある三反園さんということもあり、参院選よりも県知事選が盛り上がっている印象です。
離島と都会との違い
離島のなかでもさらに外れにある僕の住む集落。選挙カーは選挙期間中、1回しか見ませんでした(不在の際に来たかもしれませんし、仕事に集中していて気付かなかったかもしれないので確実ではありません)
それも、自民党が参院選と県知事選の両方に投票を呼び掛けるもの。もちろん、候補者は乗っていません。
まぁ、受け取る地元民の感覚としても、都会でやっているのはよその国の話。むしろ、古くから続く不文律の慣習を、憲法やら法律やらで捻じ曲げてしまう厄介なものと言う印象です。
話題の現職県知事も一度も現地には来たことが無いのではないでしょうか。
もちろん、対立候補の著名人が来たという話も聞いたことがありません。でも、集落内の選挙掲示板にポスターが貼られているあたり、誰かがやっているんでしょうが。
で、投票日。これって大丈夫なんでしょうか
特に予定もなかったので、選挙会場となっている公民館に10時ごろに向かいました。
時間がずれているのか、他に投票者はおらず。一方、投票所にいるのは知った人ばかりでビックリです。
まぁ、もともと、500人を切る集落なので知った人しかいないんですが、立会人とかなんとか会場にいる人が顔見知りばかり。区長さんに区議会議員の会長さん、出張所の人などなど。
それどころか、「若いのに選挙に来ててえららいねー」とか雑談はなしかけてきたりして、そういうのっていいんでしょうか?
開票をどうやっているのかわかりませんが、関与する人がこの人たちだけだとすると口裏合わせていくらでも何とかなるんかないかと思ってい待った今日この頃。
僕の一票も本当に一票としてカウントされたんでしょうか。都会で選挙したときにはそこまで心配したことはなかったのですが、今回、初めて不安になりました。
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