これが田舎の娯楽だ!飲み会とカラオケとシモネタの世界
公開日: 2016年5月21日土曜日 ご近所さん
いわゆる娯楽施設はありません
離島のはずれにある人口500人ほどの我が集落、都会で言う娯楽なんてものはありません。
映画館もボーリング場もゲーセンもカラオケボックスもライブハウスもクラブもバーもありません。田舎でネタで「田舎の人の遊びに行く先はイオンだけ」と揶揄されるイオンすらありません。(この人口であるわけないですが)
あるのは山と川と海だけ。まぁ、外から来た人間にとってはそれが魅力だったりもしますが、たまには都会の喧騒が恋しくなることもあります。
離島の田舎の人は何を楽しんでいるんだろう?
そんなど田舎で、皆さんの娯楽は何かというと、飲み会とカラオケくらいでしょうか。
田舎の飲み屋
飲み会は本当に頻繁にあります。一応、名前だけ飲み屋というところはありますが、居宅の一部を開放してお金を取っているような飲み屋で、都会の人がイメージするお店的な飲み屋とはちょっと違います。
観光客なんて来ないので地元の人ばかりですが、見た感じ、客は土建屋で現金収入のある人に限られている感じでしょうか。その他の人は、親戚が来たとかそんな特別な日に使っているようです。
基本は宅飲み
ではどこで飲むかというと、基本は宅飲み。ホームパーティというほどおしゃれなものではなく、畳の部屋で不揃いな机を並べて持ち寄りで飲むような宅飲みです。
基本的にサラリーマンが少ないので、曜日限らず頻繁に開催されています。
これからの時期は屋外でのバーベキューも増えてくるよう。多くの家がドラム缶を積み上げたり、コンクリートブロックを積み重ねて作ったバーベキュースペースを持っています。
これだけ飲み会だらけだと、田舎で周りとコミニュケーションを取るにはお酒が飲めてなんぼ、でしょうか。自分はたまたま飲めますが、飲めない人は大変な気がします。
カラオケも大好き
居酒屋(?)で飲むにせよ、宅飲みにせよ、盛り上がってくるとたいてい出てくるのがカラオケ。自宅にカラオケセットを持っている人がこんなに多いとは、離島に来るまで知りませんでした。
さすがに居酒屋(?)では通信カラオケでしたが、自宅に持っている人はWiiカラオケなどの通信カラオケでもなく巨大なホームカラオケセットが多いようです。
いわゆる最新の曲なんて誰も歌わず、昭和30年代くらいの曲が多いでしょうか。ここでカラオケランキングを調べたら都会のものとは偉いギャップが出るんだろうなぁ。
欠かせないシモネタ
宴が盛り上がってくると欠かせないのがシモネタ。(人によっては、盛り上がってなくても出てきますが)
よその家のセックス事情とか平気で聞いてくるし、自分たちも平気で語りだすし...ジジババの下の話聞いても何もうれしくないんですが。
ラブホもない島では若者たちは青姦が当たり前で、それも先輩から後輩へと青姦スペースが引き継がれているとか。そんなどうでもいい情報も入ってきます。
そんな下ネタの結果?
他に娯楽が無いからセックスに走るのか、どの家も子だくさんなような気がします。息子の通う学校にも一人っ子家庭はありません。4人兄弟や5人兄弟という家もあります。
大自然が何よりの娯楽だと思うんですけどね
島にある、海や山や川。一間何もないようですが、これが何よりの娯楽だと思います。
ここの所、我が家では休日の朝は堤防で釣り糸を垂れるのが日課になっています。魚が見える透明度で釣り糸を垂れるのは、なかなか面白いものです。
海でイソモンと呼ばれる貝や海苔を取ったり、山で筍を取ったり、地元の人にとっては日常であって娯楽では無いようなんですが、外から来た我々にとってはこれが何よりの娯楽です。
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