浜でヤドカリ見つけたので連れて帰ったら．．．天然記念物だそうで、いけないことしちゃいました

公開日： 2016年5月1日日曜日 自然

子どもたちは勝手に海開き

GWのさなか、ピーカンの本日、最高気温は26度。
レジャー施設なんてない島では、山・海・川くらいしか出かける先が無いので、海に出かけました。黒潮から近い島での海水温は23度。
水泳指導教本で定められた、「気温＋水温＝50℃以下」には微妙に届きませんが、子どもたちは海に飛び込んで遊んでいました。
海から上がるとさすがに寒そうでしたが、いやぁ、なんて贅沢！

そんな浜辺でオカヤドカリ

僕も少しだけ入りましたが、やはり寒いので早々に引き揚げ。
陸から子ども立ちの様子を見ていると、視界の端にちょこちょこと動くものがあります。
近寄ってみるとオカヤドカリでした。東京の家の近くのペットショップでは300円くらいで売っていたものが、ゴロゴロしています。
子どもたちに「ヤドカリがいた。東京で300円で売ってたぞ」と声をかけると、喜んでたくさん集めていました。

すみません、違法行為でした

そんなこんなで、選別した数匹を持ちかえりました。

帰宅後、飼い方を調べようとすると、なんとオカヤドカリは天然記念物。天然記念物は捕まえると文化財保護法という法律に違反していて「１年以下の懲役又は１００万円以下の罰金」だそう。
売っているオカヤドカリは許可を得た業者が捕獲したものだけだそうです。
これだけいるなら、良い小遣い稼ぎになると思ったのに残念。子どもたちも残念がっていましたが、早速逃がしてきました。
天然記念物が当たり前のようにいる。それだけ自然が豊かなんですね。