集落の総会でやり過ぎた

公開日: 2016年4月29日金曜日 ご近所さん

集落の総会

公民館で集落の総会がありました。お祭りや運動会などの集落行事や公民館運営に関する、前年度の決算報告や新年度の予算についての議論が行われます。
人口500人ほどの集落で各家庭1人の出席が義務付けられており、200人近くが出席されていたのではないでしょうか。

新住民の紹介

新住民の紹介として、前回の総会から今回の総会までに集落に入ってきた人の紹介があります。
異動でやってきた駐在さんや学校の先生、定年し生まれ故郷に戻られた方、私も含めた留学生の家族が合わせて20人ほど紹介されました。
昼間の散歩でお会いするのは高齢者ばかりですが、前方からご挨拶させていただいた際に見渡すと、ここでもやはり目立つのは高齢者でした。

過疎化の集落では60代は若手!

最初のうちは大人しく議論を聞いていたのですが、80歳を超えた長老衆が60代の若手(?)に説教をするのが基本パターンだったでしょうか。
80代以上の、元大地主やら元区長さんやら元町会議員さんが基本的には説教役。
それを若手の60代区長や区会議員の議長さんがこうべを垂れて聞く図式。周囲の雰囲気もなんだか微妙な感じです。

静かな池に大きな石を投げてみた

最初のうちは大人しく議論を聞いていたのですが、あまりにもネチネチと過去を振り返ってばかりの議論に嫌気がさし、どうせよそ者だし、石を投げてみようかと。
「昔は祭りはこんなんじゃなかった。満月の祭りなのに、なんでその日にやらないで週末にやるんだ!」という長老の発言に
「人口が今の5倍いて、若手もいっぱいいたころとは時代が違いますよ。
祭りだから守らなくてはいけない点もあるでしょうが、昔と同じ方法が通じると思いますか。
農業や林業が盛んだったころと違って、今は多くの人が勤め人ですよ。平日に祭りに参加できる若手がどれだけ...」
と、発言してみました。
会場が一気にざわつき、あちこちから発言がでて、時には怒声が飛び交います。 当の火付け役は冷静なもので、ここで発言している人が、集落内で声の大きい有力な人なんだろうなぁと、冷静に周りを見ていました。
他の議論にまで飛び火しながら、賛否の意見が飛び交っていましたが、時間もあるので、最終的には「検討事項とします」という区長さんの日本的玉虫色解決で散会となりました。

よかったのか悪かったのか、何名かに声をかけていただきました

一気に火が付いたので、少しやりすぎたなぁ、と反省しての帰り道。
何名かから「良く言ってくれた」と声をかけていただきました。比較的若い人もあまり若くない人からも。わざわざ、家に顔だしてくださる方も。
今回のこの発言が、どっちに転ぶかわかりませんが、何かが動き出すといいなぁ。


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