ケーキを買ったけど、これじゃなかった

公開日: 2016年6月10日金曜日 衣食住

(写真は無料素材で、本文とは関係ありません)

息子の誕生日ですがケーキ屋が無い

本日、息子の誕生日でした。誕生日と言えばケーキ。ところが近くにケーキ屋はありません。

二日ほど前に思い出しググったところ、車で30分ほど離れた町にケーキ屋さんがあるとのこと。ところが、電話してみても誰も出ません。

仕方がないので、買い物ついでにお店の前まで行ってみたのですが、店主旅行のため一週間程度お休みしますとの張り紙。

さて困りました。


週末限定のカフェでケーキも焼いてくれました

ということで困っていたのですが、facebookでご近所さんに聞いてみたら「集落内のカフェでケーキもあるよ」とのこと。

そういえば、主に観光客相手の商売なのか、週末にしか開かず、天然酵母パンとかこだわりの食事を出しているこだわりっぽいカフェがありました。

地元の人が誰もいいことを言わないので、一度行っただけで足が遠ざかっていた移住者のお店です。

今まで一度も行ったことなかったし、お昼を食べながらケーキについて相談したところ心良くOKとのこと。

前々日ということもあり、離島では素材もそんなに手に入らないだろうと、「チョコレートが苦手な息子なので、チョコ系でなければ、お任せします」と頼んできました。

ただ、思い返せばこの注文方法が悪かった。そして食事も微妙だったかも。妙に野菜だらけで、素材の味を生かしたというか薄味のおしゃれな感じ。店内にも有機無農薬とか自給自足とかそんなこだわりの張り紙やら書籍やらが沢山でした。


正直...ケーキが口に会いませんでした

で、今日。近所ということもあり、ケーキを配達してくれました。

夕食後、ケーキを箱から出してみると、なんと紫色!

アメリカのケーキじゃないんだし...と思いつつ、説明書きによると、紫芋のクリームに自家製の山桃ジャムやらキイチゴやら天然酵母やらを使って食品添加物ゼロで作られたケーキだそう。

お味の方は、なんというか健康的なお味です。

甘さや脂肪分が控えめで、こういうのを求めている人にはたまらないのでしょう。でも、ケーキが食べたいときに欲しい味じゃないんです。残念ながら。

子どもたちは、それぞれ一口ずつ食べて何も言わずに去っていきました。ごめん。


マイペースなカフェオーナー

ケーキをお願いしたお店のオーナーさん、東京から移住されてきたご夫婦です。

自給自足にこだわって集落のど真ん中で鶏飼いだして怒られたり(今は、集落のはずれに畑を借りてそこで飼ってます)
子どもの布おむつを集落内の用水路で当たり前のように洗い出して怒られたり
早起きは苦手だと集落の草刈りが終わった頃に顔だしたり

周囲の顔を気にせず、マイペースに田舎暮らしを楽しんでいらっしゃる(ように見える)方々です。

こんな暮らし方もあるんだろうなぁとは思いますが、周囲の人への関心が足りないというか地元の方への配慮が足りないというか...。


こんな移住者が多い気もする

外から移住してきた方の中には、生活や食に対するこだわりが高いこのカフェのオーナーのような方が多い気がします。

もうちょっと周囲に気を使ったり、元々いた住民の顔を立てたりすれば上手く回ると思うのですが...


このケーキも、ご自身たちが良かれと思ってこういう味なんだと思います。確認しなかった僕も悪かったけど...子供には悪いことをしました。

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