ザリガニ釣りならぬカニ釣り
公開日: 2016年6月26日日曜日 自然
梅雨も明けたのか晴の休日
晴れた休日、久しぶりに何の行事もなく、のんびりと過ごしていました。
子どもたちは、いつも通り我が家の目の前にある学校へと遊びに行っています。優雅なひと時
カニ釣りをするそうです
と思っていたら、「カニ釣りをするからタコ糸と餌をくれ」と子どもたちがやってきました。
カニ釣りと言えば磯遊びのイメージがあったので、どこでカニを釣るのか聞くと、目の前の用水路で釣るとか。
確かに、用水路にはカニがワラワラしています。
餌は何でもいいそうなのですが、地元の子の言うにはいつもはさつま芋を使うそう。さつま芋は無かったのでザリガニ釣りと一緒だろうとサキイカを渡し、タコ糸が無かったので釣り糸を渡しました。
本土で経験するザリガニ釣りと一緒
カニ釣りは未経験なので、どんな様子なのかついていきました。
要は本土でやっているザリガニ釣りと一緒です。餌を付けた糸を水中に落とすと、カニがそれを食べにやってきます。はさみでしっかりはさんだタイミングで持ち上げると、釣れる...こともあります。
食いつきがゆるかったり、警戒心の強いカニだとすぐにえさを離してしまうので、なかなか難しそう。
少しだけ、一緒にやってみましたが、結構楽しいです。
釣っているカニはベンケイガニ、クロベンケイガニ、アカテガニがいる模様。夏の日差しの元、自分も水路に使って涼みながらのカニ釣り、これはいい遊びです。
釣ったカニはどうする?
さて、なかなか簡単にはいかないカニ釣りですが、気がつくと結構の量が釣れました。
釣れたカニはどうするかというと、ほとんどは逃がしてお仕舞い。今日は通りがかりませんでしたが、釣りを趣味にする人がジュースと交換してくれることもあるそう。
ネットで調べたところ、これらのカニは人間が食べられなくはないようですが、殻が固い上に可食部が少ないので一般に食用とは認知されていない様子です。
島の地元の人もおんなじ様なことをいっていました。まぁ、ここらはもっと食べ出のある生き物が比較的簡単に手に入りますから、わざわざ出汁しか取れないようなカニを捕らなくてもいいのでしょう。
離島だからなのかザリガニはいない模様
僕が子供のころ、こういう遊びではザリガニ釣りが定番でした。
大きく育ち真っ赤に輝くザリガニが連れた時はちょっとしたヒーローになれたものです。
アメリカザリガニは神奈川県に20匹だけ持ち込まれた個体が、脱走し繁殖して分布を広げたそう。その間には人為的な拡大もあったのでしょう。
でも、幸いながら、僕が今暮らす離島にはアメリカザリガニは持ち込まれていないようです。何人かに聞きましたが、誰も見たことが無いと言っていました。
いつまでも持ち込まれなければいいのですが。
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