幼少合同運動会(中学生も父兄も大活躍)

公開日: 2016年9月26日月曜日 学校

幼少合同運動会が開催されました

前日から準備を行い、天気も何とか持った昨日(9/25)、幼少合同運動会が開催されました。

30名弱の小学生と、小学校の敷地内に建つ6名ほどの幼稚園児の合同運動会でした。


田舎の小規模校でのプログラムは?

幼稚園と小学校をあわせても30人ちょっとしか子ども達がいない、過疎の進んだ田舎のさらに離島の小学校なので運動会のプログラムも都会の学校とはちょっと違います。

都会の学校にいた頃はかけっこと各学年毎のお遊戯、全学年で行う綱引きと大玉送りしか出番が無く、運動会の時間のほとんどは客席で待っていた子ども達ですが、田舎の運動会ではなかなか暇がありません。

かけっこ、応援合戦、綱引き、盆踊り、借り物競争、ソーラン節、家族走、全員リレーが全学年共通な上、さらに学年毎の親子競技があって、高学年は持久走もあります。

出ずっぱり、走りっぱなしなので子どもたちもなかなか忙しそう。

田舎ならではの全員参加の応援合戦

人数が少ないので、騎馬戦や組体操、大玉送りはできないのですが、その分、応援合戦に力が入っています。

都会では高学年の一部の子どもだけが応援団でしたが、田舎の小学校では一年生から六年生まで全員が応援団。応援の振り付けも学年ごとに応じてできるように、5,6年生たちが考えて夏休み前から練習を重ねてきました。

朝一番と昼食後、閉会式前の3回の応援合戦があり、応援合戦の中ではちょっとした組体操も取り入れられたりして、なかなか見ごたえがありました。

なかなか興味深い家族走

行っている競技は、どれも似たようなものを何処かで見ているものなのですが、初めて見たのが家族走でした。

家族走というのは、小学校や幼稚園に通う子どもや兄弟姉妹、両親や祖父母、時には親戚までが、それぞれのハンデをつけて校庭を走る競技です。

一番長い人は110mあり、多くの家庭では最後部から走るのはお父さんや年長のお兄さん。高学年の子は10mくらい前から走ったり、お母さんは半分ぐらいの距離から走ったり、入学前の子やおばあちゃんはゴールまで30mくらいのところから走ったりとハンデはそれぞれです。

我が家は小六長男とは全く同じ最後尾から、小二の次男と妻とは30mほどのハンデで勝負しました。

結果、小二次男>妻>私>小六長男の順。ハンデを付けすぎたかもしれませんが、普段、子ども達と本気で走ることなんて無いのでとても良い機会でした。

これもまた、人数が少ない離島の片田舎の小学校だからこそできる競技かもしれません。

地域の方も参加します

運動会は観客も保護者だけでなく、地域の方が沢山いらっしゃいます。人口500人を切っている集落なのですが、100名以上の方が応援にいらしていたのではないでしょうか。

そして、小学校の運動会にもかかわらず、地域の特にお年寄りの方が参加できるプログラムがいくつか用意されていました。

ゲートボールだったり、ラグビーボールをキャッチする競技だったり、盆踊りだったり。まさに集落挙げての運動会です。


運動会の裏方は?

そんな少人数の運動会は、次から次へと競技が移り変わっていくので、裏方の仕事も大変です。

放送係や協議毎の呼び出し、ゴール係、道具の準備など、都会の学校と違い先生や児童だけではとても手が回りません。

そこで、すでに小学校を卒業した中学生と子ども達のお父さんががんばります。

私も裏方として走り回らせていただきました。かけっこでゴールした子どもを順位ごとに旗の後ろに並ばせたのは中学校の体育祭以来ですし、綱引きの綱を準備したのは人生初でした。


場所取りは不要です

都会の運動会では、朝早くから校門の前に並んでの場所取りが当たり前でしたが、田舎の運動会では場所取りは不要です。

子どもや観客の数(あわせても100名ちょっと)に比べて、十分すぎる広さのグラウンドですのでどこからでも応援できます。

というか、私も含めた父兄は裏方で働く人がほとんどなので座席要りません。

子どもの出番のときも、全ての保護者が知り合い通しですのでお互いがベストポジションを譲り合って写真を撮っています。時にはグラウンド内に入り込んで、ゴールテープの真後ろから写真を撮ったりもしますが、そもそも保護者の数も少ないので邪魔にもなりません。

都会の運動会で殺伐とした場所取りに辟易としていた身にとっては、そういう意味では理想の運動会でした。


運動会の片付けも総出です

運動会が終了すると、子ども達とPTA、地域の有志の方と総出で片付けです。

使った道具を片付けたり、テント片付けたり、万国旗を降ろしたり、横断幕やのぼりを片付けたり、昨日、せっかく作った緑門を片付けたり。いずれも都会の学校では経験することが無かったのですが、子どもたちも含め、皆さん準備のときと同様に手際がよく、あっという間に撤収されていきました。

地域の方に支えられた運動会ですが、地域の方の参加率からは暗黙の強制参加というほどでもなく、地域の役員である区会議員や行政協力員にならない限りは負担はそれほどでも無い様に思えました。


運動会の後には...

運動会が夕方に終わり、その日の夜、PTA役員は校長先生のご自宅にお招きいただき打ち上げでした。

以前に「校長先生のご自宅で飲み会しちゃっていいんですか?」というポストをしましたが、二度目の先生のご自宅での飲み会です。

先生方も同じ田舎の住民ということで、都会にいる頃とは違って格段に距離が近いのですが、教師と保護者という関係で飲み会をしても良いのかというのは、いまだに少々違和感があります。

でも、周りの父兄の方に聞いたところ、ずっとこれが当たり前で続いているようでした。

ちなみに、先生と子ども達は翌日が振り替え休日ですが、父兄の皆さんは普通に仕事があるため、今回の飲み会は前回程遅くならずに11時には解散しました。


そして今

昨日のほんのちょっとの全力疾走が聞いたのか、太ももが筋肉痛です。

40にもなると全力で走る機会なんてなかなか無いので。。。もし、来年もあるようなら、事前に準備して向かわないといけませんね。


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