運動会:島が一番盛り上がる日
公開日: 2016年10月10日月曜日 ご近所さん
島を挙げての大運動会
私の住む島では、多い人は4つの運動会に参加します。小学校の運動会、中学校の運動会、地域の運動会、島の運動会です。そのほかにも駅伝大会があったりと、秋はなかなか忙しい時期です。
そんな運動会続きの島ですが、体育の日の今日、島全域の運動会が開催され、うちの息子が学年別徒競争の地域代表に選ばれたので応援に行ってきました。
立派な陸上競技場
そしてこの運動会が開かれるのがまた立派な陸上競技場。400m×8レーンのオールウェザートラックでここで出た記録は公式記録としても認められるとか。
こんな陸上競技場があることすら知りませんでしたが、人口1万人程度の島で、普段はいったい何に使われているのやら。
田舎の箱物行政の恐ろしさを改めて目の当たりにした感じです。
ガチの地域対抗戦
島全域の運動会は、島を6つの地域に分けて行われます。各地区から選ばれた精鋭たちが、地域の名誉をかけて本気で争うのです。
島で1年間暮らす間に、今日の運動会以外では使う必要が無いと思うのですが、それでも、オールウェザー用のスパイクシューズを用意している選手が何人もいる辺り、本気の度合いが分かります
練習から本気です
運動会の一週間前には公民館で結団式が開かれ、その後は選手達の練習のために、夜間に学校のグラウンドが解放されました。
もちろん、うちの息子も練習に参加していましたが、そんなもの練習してどうする?と思わなくも無い、玉入れの選手たちまで練習していました。
結果は...
私の住む集落を含むチームは、残念ながら最下位でした。人口も一番大いチームの5分の1くらいしかないので、やむをえないのかなと思います。
うちの息子もがんばりましたが、人数が少ない影響で一つ上の学年と一緒に走ったこともあり残念ながら最下位。
何より驚いたのが、大人たちの記録。100mを11秒台で走る人や、1500mを4分10秒程度で走る人も。趣味のランニングの世界を超えている気がしました。
「他にやることが無いからだよ」と地元の方は言っていましたが、田舎の実力、恐るべし、です。
最後はやっぱり飲み会
大会を終えて帰ってきた選手達は、公民館で反省会という名の飲み会です。
選手でない私は参加できないのですが、参加してきた息子の言うには「運動会のビデオを流してて、自分の出番が来ると前に立たされて反省を言わされた」とのこと。
ただの飲み会ではなく、本当に反省会だったようです。成績が悪かったらつるし上げられたりするんでしょうか。その場にいなかったから分かりませんが、恐ろしいような見てみたいような。
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